みなさんは、どのように記事の確認をしていますか?
記事を書いている途中で、段落ごとに確認しながら進めている人もいれば、一通り記事を書き終わった状態で、アップロードする前に全体を念入りに確認している人。
いずれにしても、文章のチェックは手間もかかるし神経も使いますよね。
そこで、今回は、文章の誤字脱字などをチェックしてくれる、便利な無料ツールを3つご紹介します。
① Enno
『Enno』とは
『Enno』は、文章の「タイポ・誤字脱字・変換ミス・入力後の編集ミス・文字化け・誤用・スペースのエラー」など、日本語のあからさまなエラーを自動でチェックしてくれます。
英語などの他の言語やソースコードを含めることもでき、全角句読点を使う理工系文書もチェックすることができます。
『Enno』の使い方
会員登録は不要です。
チェックしたい文章を画面右側のフォームに貼り付け、「タイポ/変換ミス/誤字脱字エラーをチェックする」をクリックすると、画面左側に結果が表示されます。
チェックのビフォーアフターが画面の左右に並ぶのでわかりやすく、エラー箇所にマウスを合わせると解説も表示されます。
② 日本語校正サポート
『日本語校正サポート』とは
Yahoo! JAPANが提供するテキスト解析WebAPIを利用したサービス。
『日本語校正サポート』は、誤字や脱字はもちろん、当て字や略語などの「難読レベル」に、冗長表現や助詞不足などの「品質レベル」など、レベルに応じてチェック項目を設定することができます。
『日本語校正サポート』の使い方
会員登録は不要です。
チェックしたい文章をフォームに貼り付け、「日本語チェック」をクリックすると結果が表示されます。
また、フォーム左下にある「設定をカスタマイズする」をクリックすると、文章レベルや文字のカウントなど、チェックの詳細な設定が可能です。
③ 文章校正
『文章校正』とは
Yahoo! JAPANが提供するテキスト解析WebAPIを利用したサービス。
日本語の文章を解析し、間違った表現や不適切な表現をチェックしてくれます。
また、URLを入力して、WEBサイトから直接テキストを読み込むこともできるので、WEBサイト運営者にとっては便利な機能がついています。
『文章校正』の使い方
会員登録は不要です。
チェックしたい文章をフォームに貼り付け、「検査」をクリックすると、下に結果と解説が表示されます。
また、フォーム下にある「文章をWebサイトから読み込む」をクリックしてURLを入力し、「読み込んで検査」をクリックすると、WEBサイトから直接テキスト(文章)を読み込んでチェックすることが可能です。
文章チェックツールのまとめ
今回は、文章を自動でチェックしてくれる無料ツールをご紹介しました。
ただ、これらはあくまで機械的なチェックなので、言いまわしの確認や文章のWチェックのために利用するなど、補完的な活用がベストかと思います。
また、ここで紹介した文章チェックツールは、いずれもオンラインサービスになるので、社内文書や個人情報を含む文章などは、本サービスで利用しないようにしましょう。
いずれにしても、WEBサイトを運営するうえで便利なツールではあるので、有効に活用していきましょう。